夢を見たっていいじゃなぃ・・・の話。



さかのぼること2021年の2月。世界はコロナウイルスのパンデミックに蹂躙され、海外渡航はおろか、県境を跨ぐことすらままならない日々。

それまで当たり前にできていた事が、『非常事態』という名のもとに制限され、保証されていたハズの自由は幻のごとく消え去った。

とてつもなく重く暗い雲が立ち込める世相の中、それでも旅を愛してやまない僕は、だれにも迷惑をかけることなく、それでいて、旅感を存分に感じられ、心にぽっかりと開いた旅への渇望をふんわりと満たすことができる何かを探していた。

そんな中、フッと若い頃に、ちょいかじりしただけの山登りを思い出した僕は、装備も気持ちもデタラメなまま、県境に程近い残雪が残る低山を訪れて・・・心身共にボロ雑巾に成り果てて逃げ帰ることになった。


うっかり足を踏み入れた山の世界。


冷やかしのつもりで始めた週末の低山徘徊は、毎回あきれるほどの筋肉痛を伴いながらも、少しづつ、僕の心を虜にしてゆくことになる。

あれからまもなく3年。

100回以上の山行を重ね、山中をさまよい歩いた距離はおよそ1,000キロとなり、累積標高は73,000mを越えた。縦に伸ばすと、とっくに成層圏を脱したことになる。にもかかわらず、山への想いは減ずるどころか、増すばかりなんだよなぁ~。


山旅、恐るべし(笑)


先日、来年の夏山を考えていた。いよいよ北アルプスのメインルートとなる表銀座と裏銀座に足を踏み入れるべく、来年のカレンダーとアルプス総図とにらめっこしながら、予定ルートに指を這わせてゆく。

左の人差し指で裏銀座のルートに沿わせて、高瀬ダムから入山して、烏帽子から野口五郎、水晶、鷲羽、双六を経て槍ヶ岳へと進める。そして、右の人差し指を、表銀座のルートに沿わせながら、中房温泉から燕岳、大天井、赤岩の稜線伝いに槍ヶ岳へと進めてゆくと、当たり前だけど、槍の穂先で両手の人差し指が出会うことになる。

これ、もし繋げて歩いたら、距離50km、累積標高6,000m。

もちろん、僕の今の体力ではテント泊で全てを完歩するのは簡単じゃないことは分かってるけど、いざとなれば小屋の戸を叩けばいいし、やばくなった逃げればいい。幸い、稜線上には大小様々な山小屋がある。双六や槍ヶ岳からは新穂高や上高地にエスケープできるし、大天井からは常念を経由して一の沢へと転進することも可能だ。


考えてるだけで、ワクワクが止まらなくなった。そして、ワクワクすると便意をもよおしトイレに駆け込むという一連のルーティンをこなしつつ、便のキレの悪さに閉口するNAOZOです。


『UGTG』(裏銀座 to 表銀座)


トイレを流しつつ閃いたタイトル。・・・まぁ、閃くって言うのもおこがましい安直なネーミングだけど、”形から入る系なんちゃって男子”の僕は、TJARとか、UTMFとか、LB100みたいな、そんな感じのイケてるタイトルが欲しかったんです💦

実際のところ、休みの都合とか、天気とか、やる気の問題で、一切合切を無かった事にする可能性は否定できませんが、ひとまず山トレのモチベーション維持の為に、鼻息荒くぶち上げてみました(笑)


来年の夏、そう、8月の初旬頃。紺碧の空に突き上げる槍の穂先へと続く美し稜線を、ヨボヨボと歩くNAOZOが見れるのか?!

いったい、どうなってしまうのかぁ~!!!


あっ、やべ。また便意が・・・。


ではまた♪

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