山の道具。
僕は元々外遊びが好きで、山を始める前の10年は、海を旅するシーカヤックにドハマりしていた。特に離島好きだった僕は、仲間と共に南方の西表島や奄美大島、五島列島に隠岐の島や瀬戸内海の島々を、気の向くままに漂っていた。
そんな中、コロナの影響で遠征にも行けなくなり、海遊びがなかなか出来ない悶々とした日々を過ごすこと余儀なくされていた時に、ふと気になった山旅。
随分前に、外遊びの一貫としてとりあえず揃えていた山道具や、カヤック旅やバイク旅のウェアや道具を流用して、ほんとうになんとなく訪れた近所の山で僕は山旅に目覚めてしまった(笑)
そんな訳で、登山を始めるに当たり、書籍やネットを駆使しつつ情報を集めて、最低限の装備を揃え始める事になるんだけど、そんなタイミングでママちゃんも山に目覚めてしまったものだから大変(汗)
僕は前述したとおり、旅やアウトドアを趣味として過ごしてきたので、最低限のウェアや道具は揃っているんだけど、ママちゃんについては、それこそ化繊のTシャツすら一枚も持っていない状態。さらに若干の日をおいて、娘までもが山への興味を示し始めたことで、我が家の家計は完全に崩壊したわけだ。
先ずは下着やベースレイヤー、基本のザックに雨具、そして登山靴。フリースにトレッキングパンツに手袋に帽子やトレッキングポール。そしてアルプスに行くためのヘルメット。更にテント泊の装備を整えるにあたり、シュラフやマットや食器などなど…さらに輪をかけて盛大な散財をする羽目になった。
そして季節は移り、雪山シーズンが近づいてくると、そのための道具が更に必要になる・・・それもすべて3人分だ(汗)
ピッケルにアイゼン、冬靴にチェーンスパイク、ゲイターにワカンや冬グローブetc・・・号泣
山を始める前に何かで読んだ。
『登山は道具さえ揃えばお金かからないからいいよね♪』
おぃこらっ!・・・道具揃う前に破産するわっ!!
っと遅まきながら盛大にツッコミを入れつつも、雪山用のハードシェルをどうしようかなぁ・・・なんて心を踊らせながら、今日もネットサイトを巡回する僕。
だ、誰か、壊れた僕の【自制心】のボタンを直して下さい・・・m(_ _)m
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