今年はテント泊山行がしたいぞっ…て話。

 年が明けてからというもの、近隣の里山から先日の西穂独標まで、雪山を中心に山を楽しんできた。もちろん、北陸の山にはまだまだ雪がかぶっているので、引き続きスノーハイクを楽しむつもりだけど、時折訪れる春のような陽気の日を過ごすごとに、テントを担いで山を漂いたい衝動がムクムクとこみ上げてくる。

山歴３年目を迎え、いよいよ今年はテント泊での山旅を通じて、更に山を深く楽しんでいきたいと思っている僕は、【夏の北アルプス大縦走】と銘打った山の雑誌なんかをペラペラとめくりながら妄想に明け暮れている。

遠く峰々に沈んでゆく夕陽をしっとりと眺めたり、満点の夜空を覆い尽くす星を寝っ転がって眺めたり、朝日に染められた岩壁の眩しさに目を細めたり。そんなオーバーナイトじゃなきゃ味わえない、『THE・山旅』を絵に書いたようなドラマティックなハイキングに恋い焦がれている。

…とはいえ実際は、ヘタレな僕のことだから、永遠に続くんじゃないかと思える急登を、肩に食い込むクソ重いバックパックに悪態をつきながら、顔を歪めてヒィーヒィーと登り、やっとたどり着いたテント場でも疲労困憊で即寝落ち。気がつけばすでに翌朝で、なんならお日様がもう高く昇っちゃってるぞ…なんて事になってるんだろうけど（笑）

去年から僕が愛用しているトレイルバムのバマーという30L+5Lのバックパック。ショルダーストラップしが無いシンプルなULザックなんだけど、なんとかこれにテン泊装備を無理やり詰め込んで、パックウェイト8ｋｇくらいにならないものかと、夜な夜な試行錯誤を繰り返す日々を送りながら、

「あ～、早く春が来ないかな～」

っと、雪が溶け、花々が芽吹く春のおとずれを心待ちにしているNAOZOです。


では、良い週末を♪

…って、一体なんの話だったんだ？！（汗）