100座目をどうするか…の話。


山を始めたのが2021年2月のこと。

あまりにも唐突に高ぶった山への思い。とにかく山へ!っと急に山旅の扉を開けすぎて、何もわからないまま最初に選んだのが、雪に覆われた取立山(1307m)だった。山の知識はまるでなく、今では必須になった登山GPSアプリのYAMAPも知らず、とりあえず持っていた道具と水をバックパックに詰め込んで、胸踊らせながら雪上をピークを目指して歩き出し、5分後にあまりのしんどさに後悔しまくった(汗)

ただただ踏みしめられたトレースの上を、後ろから迫る登山者のプレッシャーに怯えながら歩きつづける僕は、きっとゾンビのようだったと思う(笑)

あれから1年と10ヶ月。

着実に山の経験を重ね、近場の低山からアルプスまで足を伸ばすようになり、いよいよ踏んだピークは95座となった。

さてと…、YAMAPでの100座達成まで残すところあと5座。そろそろ射程に入ってきたと思ったのもつかの間、気圧配置は完全に冬型に変わりつつあり、あまりゆっくりと構えていると初雪の混乱で、気がつけば年明けっ!ってことにもなりかねない。

ってことで、この週末の土曜日に、『やっちゃえ100座プロジェクト』(そんなプロジェクトはありません)を終わらせようと目論んでいる。

実は富山に極低山5座を回れる二上山という山があり、ここでとっとと終わらせちゃおうと思っていたんだけど、それもなんだか淡白が過ぎるってこともあり、どうせならチャレンジングな事で100座を祝おうかと、13座のピークを繋ぐ各務原アルプス全山縦走も脳裏をよぎったんだけど、いやいや、13座もいらないからっ!!ってすぐに我に返った(笑)

とまぁ、そんな脳内選考会を週明けからずっと考え続けて既に50時間以上が過ぎ、もうどこでもいいから極低山を適当に5座やっちゃうか~って思いながら、先日家族で登った蛇谷ヶ峰の写真を見返していてふと思った。

あの琵琶湖と比良山地の間にニョロっと伸びた峰はなんだ?そう思って調べてみると、どうやら『リトル比良』というらしい。JR近江高島からスタートして、6座のピークを繋いでJR北小松に降りれるという。

ここ最近、僕が足繁く通う比良山地とその周辺エリア。その中に僕の好きなワンウェイルートが選べ、名前に”リトル”とついた山域。小心・未熟・脆弱なリトルボーイな僕にとってはまさにうってつけのネーミングじゃないだろうか?

ヨシヨシ、決まった決まった。これで100座達成だぜぃ♪っと、金沢カレーを口いっぱいに頬張りながら鼻の穴をピクピク膨らましている僕。


絶対にここまで読んだ人は『勝手にやってろっ!』って思ってんだろうな~(汗)


ゴメンナサイ・・・m(_ _)m

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