もはや初心者とすら言えないトレラン…の話。


 昨年2023年の秋に、うっかりと足を踏み入れちゃったトレイルランニングの大会参加。

あの時は、これ以上無いってくらいに疲れ果てて、ゴール後に駐車場までの1kmを歩くことすら怪しいほどの疲労にみまわれ、

『こんなにしんどい思いを、しかもお金払ってする意味が1mmも理解できないっちゅ~のっ!!』

っと、自身の無力さを、トレイルランニングという行為に転嫁して毒を吐きまくった。

とはいえ人間(特に僕)は愚かな存在だ。

あれだけ辛く惨めな思いをしたレースが終わった後、それでも日が経つにつれて、あのスタート前の緊張感や、トレイルを疾走(っていうか疾歩?)しながら受けるハイカーさんからの激励の言葉や、大会スタッフやボランティアの方々の優しさや温かさ、そして何と言っても、白目をむきながらたどり着いたゴールゲートを、ボロボロの身体を引きずりながらくぐる瞬間の安堵と開放感っといたら…もう最高❤ 的な、美しく、甘美でスウィートな、ほとんど無いはずの楽しかった思い出だけが、僕の脳内をリフレインしはじめた。


そんなハズはないんだけど…信じられないんだけど…認めたくはないんだけど…、どうやら僕は、トレイルランニングという変態的行為にまんまとハマったようだ。


そんな思いを胸に、2023-24年の冬は、冬山シーズンに向けて買い換えた新品の雪山ウェアやブーツ一式を放置したまま、近場のトレイルやロードを無心で走った。慣れない事を始めたために、下半身は次第に痛み始め、それでも怪我をだましだまし冬を越して、満を持して春からの本格的なトレランライフをスタートした。

その結果は以下の通り。


加賀海岸シーサイドトレイルラン15K 100位/163人中

いいづなトレイルランニングレース20K 154位/167人中

万葉の里高岡 二上山トレイルラン16K 329位/345人中


うん、順調に順位を…落としている(泣)


もはや、先日の二上山のレースにいたっては、下位5%に入る優秀な成績となり、僕がゴールする時にはすでにトップ選手の表彰式の真っ最中で、誰も見向きもしてくれない寂しい状況となってしまった。(まぁ、YAMAPつながりの優しい面々が暖かく迎えてくれたのはとっても嬉しかったけどね♪)

下位5%。

狙ってもなかなか取れない順位だと思う。普段山を登る体力がある人なら、頑張らずに、何気なく走っても、うっかり下位10%くらいには食い込んじゃうようなレベルなので、現状の僕は、およそトレイルランナーを名乗る資格すら無いんじゃないかと、レース後にめっきり落ち込んだのは言うまでもない。

『できる男』と巷で噂の僕は(嘘です)、今年3回の大会経験を振り返り、僕が下位5%にまで落ち込んだ原因を考え続けた。会場に集まるランナー達の装備や服装。大腿四頭筋やヒラメ筋の張り具合。レースに挑む鋭い視線。どれをとっても十分とは言えないまでも、下位5%に食い込む程のものではない。

ではいったいなんなのか。僕をここまで貶める原因は…。考えて、考え抜いて、ふと気がついた。

…体重⁉️

ハイハイ、痩せろってことで、いいよね?(泣)


ってことで、今年前半のレースも残すところあと3つ。トレイルランナーズカップ石川大倉岳14K、モントレイル戸隠マウンテントレイル20K、つるぎ山麓トレイルdu上市24K。

今の僕にとっては、どれも厳しい戦いになると思うけど、とりあえずは下位5%からの脱出の悲願を叶えるために、白目をむきながら走ってこようと思う。

『走った日は何を食べてもゼロカロリー』っという座右の銘を胸に刻んで❗️


ではまた♪






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