ロングトレイル・・・の話。




『ロングトレイル』・・・あぁ、なんて素敵な響きなんだろう。

僕が初めて歩き旅に目覚めたのは、山と渓谷社から発刊されていた【OUT DOOR】という雑誌だった。(2001年に廃刊)

その中に、ピークへと続く一本のトレイルを黙々と歩いて行くハイカーの後ろ姿が写った見開きのページがあった。どの月のどのページかはもはや覚えてもいないし、すでに廃刊になって四半世紀近く経つので特定もできないけど、僕の旅への憧憬のバックボーンは間違いなくあのページの写真から始まっている。

その後、シェルパ斉藤氏の『東海自然歩道全踏破―213万歩の旅』 (小学館文庫)に始まり、一連の『行きあたりばっ旅』シリーズを読み漁り旅に目覚めた僕は、ある時ロングトレイルなるものがあるという事を知る。

アメリカではロングディスタンストレイルとも言うみたいだけど、ピークハントを繰り返しながら山を旅する従来の日本の縦走登山とは違い、麓を歩き、時にはピークを巻き、アスファルトの車道歩きを繰り返しながら長く旅をするスタイル。

そんな旅の延長線上にある山歩き・・・素敵すぎるやろっ!

まぁ、現実にはそんな長い休暇が取れる環境でもない訳で、何ヶ月にも及ぶ旅をし続けるには無理がある。

ってことで、ロングトレイルを分割して歩く、セクションハイクが理想と現実との妥協点になるわけで、先日ママちゃんと歩いた比良山系の権現山~蓬莱山を経て打見山のルートは、比良比叡トレイル上の一部になる。

ムフフ・・・。まぁ言ってみれば、僕達はすでに、ロングトレイル(セクション)ハイカーへの第一歩を踏み出したって事でいいよね?

っと、相変わらず誰の得にもならない話を長々と書き連ねちゃったけど、真面目に読んでる人はほとんどいないだろうから、まぁいいか(笑)

ついでに書いちゃうと、2009年4月、僕はアメリカの三大トレイルの一つ、アパラチアントレイル(AT)を歩いた。 うん、間違いなく歩いた。グレート・スモーキー・マウンテン国立公園のジョージア州とテネシー州の州境にあるニューファウンド・ギャップあたりを・・・3歩くらい(笑)


まぁたった3歩だけだったとはいえ、これってつまり、僕がアパラチアントレイルを諦めたって言うまでは、ATのセクションハイク中って事で…いいよね?


ってことで、今週もロングトレイル(セクション)ハイカーであり、アパラチアントレイル(セクション)ハイカーのNAOZOがお送りしました~♪


では皆さん、良い週末を!(笑)






 

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