山旅のテント泊…ヤダなぁ~(笑)


 山はあっという間に雪解けが進み、あらゆる木々や草花が一斉に芽吹く春を越え、下界はそろそろ夏を思わせる強烈な日差しが降り注ぎつつある今日この頃。

僕の山歩きも3年目をむかえて、いよいよバックパックに衣食住を担いで山に分け入る準備が整った。っというか、ギアに関しては、山旅用に買い直した軽量化した道具も含め、海旅やバイク旅を通じて使い倒してきた旅道具がとっくに揃っているわけで、ここで言う準備と言うのは、主に僕の心の準備の方だ。

今週に入り、週末に控えた高島トレイル2DAYSに向けての道具を選別しつつ夜な夜な準備を進めるわけだけど、山深いトレイルでのソロテント泊を想像しながら今、僕は震えている(汗)

過去、山旅でのテント泊の経験がないわけじゃなけれど、それはテント場に指定された、ある意味管理地だった。僕のテントの周囲には、色とりどりのテントが立ち並び、団らんの声が聞こえる中で過ごすのが当たり前だったし、トイレもあれば水場も設置されていた。

だがしかし、高島トレイルでのテント泊に関しては、指定されたテントサイトはなく、好きなところで好きなように寝てちょうだいね♪ってことになっている。もちろんトイレも無ければ、水場はトレイル上の湧き水を浄水して使用することになる。つまり、このトレイルは、国内では屈指の自由度を誇る、ある意味生粋な旅人に向けた、もしくはベテランハイカーや、自由を求める変人ハイカーたちにとっては最高のトレイルってことだと思う。

とはいえ・・・、ヘタレでビビリなビギナーハイカーの僕は考える。

ピヨピヨ言いながらトレイルを歩き、疲れ果ててちょっとした空き地にフラフラになってテントを張り、だんだん薄暗くなってくる森の奥からいつ現れるかもしれない獣にドキドキし、マダニやヒルの存在にビクビクしつつ、霊的な存在にゾワゾワし、緊張でギュルギュルとなる腹をさすりつつ、でも怖くてテントから出られずに・・・事故る💩


あ~嫌だぁぁぁ~(泣)


だがしかし、それでも僕は行かねばならぬ。

強い旅人になるために。昨秋に途中まで歩いた先、あの丘の向こうに広がる景色を確かめに。そして・・・笑いのネタを探しに(笑)


※高島トレイルは決して難易度が高い訳ではありません。僕がヘタレなだけなのであしからず。




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