2019 モンゴルツーリング【序章】
2年前、僕は友人のけんちゃんと、初めての海外ツーリングにでかけた。
行き先はニュージーランド南島。成田からニュージーランドの首都、オークランドを経由して、クライストチャーチの空港に降り立った時の感動と興奮は決して忘れることはできない。
NZL旅の詳細は過去記事に譲るとして、その旅の最後、レンタルしたオートバイをショップに返却する間際、インカム越しの二人の会話の中にサラリと出た言葉。
「次は二年後に、モンゴル行こうぜ!」
そしてあれから二年。
軽い気持ちで言ったモンゴル行きだった。でも、あの時植えた夢の小さな種は、時を経て、芽を出し、葉を伸ばし、花が咲き、実をたわわに実らせて、熟した果実として今まさにモンゴル行きのチケットを握りしめている。
強く願えば夢は必ず叶うぜ!・・・なんで青臭い事は、これっぽっちも思わないけど、少なくとも、強く願わなければ、夢は絶対に叶いっこないわけで。
いつかきっと・・・なんて悠長に構えていられる程若くもなく、定年後に・・・なんてセリフは自営業者の僕にとっては全くもって論外。
となると、やはり今行かなければいつ行くんだよって論法が成り立つのか否かはさておき、今回も友人けんちゃんを伴って、モンゴルの大地を旅することに相成りました♪
今回の旅の準備にあたって先ず最初に検討したのが、前回のNZL旅と同様に現地でレンタルバイクを手配してのセルフガイディングによる自由な旅だった。しかし、フライトの手配に始まり、現地のレンタルバイクのコンディションが分からない事や、道なき道を行くモンゴルという土地を旅する上で、バイクの不具合やパンクに伴う最低限の整備、転倒時のリカバリーや救急処置、給油の問題、それに不測の事態への不安もある。
何より、国土のほぼ全てのエリアにおいて、携帯電話がつながらない状況である。
こんな写真のような何もない、誰もいない(おそらく周囲数十キロにわたって)僻地で、何かしらのトラブルが発生した場合、間違いなく途方に暮れる。
そして、入念に検討した結果(否、検討するまでもなく)、今回はクルーズインターナショナルさんのツアーに参加することとなった。
そう、僕たちは生死をかけた冒険をしたい訳じゃない。
ただただどこまでも続く大草原や、見渡す限りの何もない望洋とした平原の世界を、地平線に向かって純粋にアクセルを開け続けたいだけだ。
・・・まぁそのついでに、夜空を覆い尽くす満天の星空とか、遊牧民が暮らすゲルを訪れて馬乳酒をいただくとか、オフロードを砂塵をかき上げながら疾走するライディングシーンなんかを激写したり。
ま、いわゆる、映えるいい感じの写真を帰国後にSNSでアップしちゃおうぜ~! みたいな・・・(低俗)
とまぁ、考えることは色々あれど、過去の経験則に則れば、旅は始めてみなければ何が起こるか分からないし、思ってもみない感動や笑いや失敗や後悔が次々に押し寄せてくるわけで、出発を3日後に控えた今、旅の日程の都合上、やむを得ずお盆休みと振り替えて確保した休日の為に、世間の休みのど真ん中にせっせと働くNAOZOです・・・(汗)
モンゴルを旅してみようと思ったきっかけ。それはヤマハ発動機のホームページにあったモンゴルツーリングのドキュメント記事の中の一節。
「つまるところモンゴルをバイクで走ったことがあるか、なんだよな」
その意味を求めて、2019/8/18~25の間、ちょっとモンゴルを旅してきます♪
参考:55mph - バイクに生命が宿る場所 憧れの地平をセローで駆け抜ける。モンゴル・ツーリング体験記。
あ、そうそう、このエントリー、モンゴル旅【序章】は、出発までのワクワクが収まりつかずに勢いに任せて書いちゃったけど、本編はいつになるか分かりませんのであしからず・・・(*´ω`*)
チャオ♪
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