いつまでたっても楽にならない山登り。

 


登山をはじめて1年半が過ぎた。山行回数は50回を超え、踏んだピークは70に迫ろうとしている。にもかかわらず、いつまでたっても僕の登山体力に進歩が見られないのは何故だろう…。 

日々YAMAPなどに上がっているハイカーの活動日記を見るたびに、1500mや2000mを超える累積標高の山を、平均ペースを大幅に上回るスピードでクリアしている人々がわんさかいて(というか平均ペースで歩いている人の方が圧倒的に少ない気がする)、もはや僕からみれば異世界に迷い込んだコビトの気分だ。 

先日の御嶽山では帰宅後に怒涛の筋肉痛におそわれてひどい目にあった。その翌週登った経ヶ岳では、僕の前を歩く白髪のベテランハイカーが経ヶ岳の四季折々の良さを語ってくれているにも関わらず、ゼィゼィハァハァが止まらずに相槌を打つにも苦労するほどで、ついには置いていかれる始末・・・(泣) 


この夏、荷物を少しでも軽量化しようと、もともとそんなに重くはなかったTNFのザックを、更に軽いUL系のザックに変えた。膝下の重さが下半身の疲労に影響があるのではと、ローカットの軽量トレイルシューズを手に入れた。重い一眼レフをコンデジにして、考えうる限りの軽量化対策をして臨んだ9月の山行でも、疲労感は全く変わらなかった。 

何故なんだ・・・?  
俺はそんなにも弱っちい男なのか? 

そしてふと、視線を落とす。 

あ、この腹の贅肉・・・。 

すべてを悟った僕は、油でギトギトになった指で、ポテトチップスの袋をそっと閉じた。 減量頑張りま~す(泣)

ぐはっ!

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