バーナーに漂う浪漫。
シンと静まり返る季節外れのキャンプ場。
早々に夕陽は西にそそり立つ山々の稜線に沈み、急激に訪れた闇の中、覆い被さってくるように鬱蒼と茂る木々が不安を掻き立てる。時折こだまする甲高い獣の鳴き声にビクッと体を硬直させては、見えない何者かの姿を捉えるべく闇に向けて目を凝らす。
そんな孤独な夜には、決まって僕はガソリンバーナーを取り出す。
タンクを繋ぎ、レバーをポンピングして内圧を上げる。タンクの根本のコックをほんの少し開き、バーナーの小皿に少量のガソリンを染み出させると、ライターを近づけけ火を点ける。そうしてジェネレータを熱してやると、ガソリンの気化が促される訳だ。
頃合いを見計らって、タンクのコックをそっと開けると、おもむろにボッっとバーナーが目覚める。
ボッ! ボボボ・・・ボバボバババ・・・・!!!!
力強い燃焼音が静寂に割り込み、バーナーヘッドに立ち上る炎が漆黒の闇をうっすらと色付かせる。
有史以来、人間だけが操る術を身につけた『火』の恩恵を最大限に享受しつつ、更けてゆく夜をやり過ごすのも、時にはいいんじゃないだろうか。
☆☆☆
野営道具の中で群を抜いて好きな道具といえば、僕は先ずバーナーを上げるだろう。しかし、いくら好きな道具とはいえ、ソロ用の火器がゴロゴロと転がっている僕の部屋は、やはりどこかオカシイのかもしれない。
- ドラゴンフライ / MSR
- MUKAストーブ / SOTO
- フェザーストーブ【442-726J】 / Coleman
- アルコールストーブスタンド【EBY255】 / EVERNEW
- バーナーランタンセット【IP-MBL】 / PRIMUS
- P-153 ウルトラバーナー / PRIMUS
- ジュニアコンパクトバーナー 【CB-JCB】 / イワタニ
- レギュレーターストーブ 【ST-310】 / SOTO
- ポケットストーブ / Esbit
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